一時期、表参道〜原宿界隈で、かなりのブームを巻き起こした「ソルビン」。今も、パピンスの美味しいお店はたくさんあるのですが、その中でもダントツに美味しいのが、日本食創作料理屋さん、「HARUNO」のソルビン。
HARUNOは、ソルビン専門店というわけではないのですが、この界隈でいただけるソルビンの中では、濃厚すぎず、でも氷にしっかり味がのっていて、一番美味しい。
そもそもソルビンって何?という方のために。
ソルビンとは、韓国からきたかき氷で、すでにミルクやチョコレート等、氷に味がついていて、それが細かーく口溶けよくかき氷になり、さらにフルーツソースや抹茶ソース等がかかっている、日本のザクザクしたものとはちょっと一線を画したかき氷なのです。
かき氷、アイスクリーム好きの私としては、こんな美味しいかき氷が、日本ではなく、韓国からやってくるなんて!と、衝撃的でした。
私は、日本ではかき氷は、麻布十番の浪花家総本店(泳げたいやき君のモデルとなったお店!)と、京都のお茶屋さんのかき氷意外ほとんど食べることがありません。
浪花屋と、京都のお茶屋さんのかき氷の共通点は、とにかく氷が繊細で、口溶けが良いこと。ソースがしみ込んだ氷は、口の中でスーッと溶けていきます。機械からして、違うんですね。これを食べると、もうザクザクかき氷には戻れない・・・!
ソルビンも、氷そのものに味がしみていて、とても口溶けがいいのが特徴です。
ミルクベースなことがほとんどですが、チョコレートやフルーツ味等、いろいろな味があり、濃厚なものが多く、その濃厚さが良かったりもするのですが、HARUNOのソルビンは、味付けがとてもさっぱりしていて、ベースはミルク、それに抹茶ソース、マンゴーソース、ブルーベリーチーズケーキソースの3種類。
ソースも比較的さっぱり味で、流行っていたパピンスの味とはちょっと違い、シンプル、さっぱりがとても美味しい!日本食のあとで食べるデザートとしては、ちょうどいい味付けなんですね。
最近は、HARUNOのソルビンを食べに、アトリエから明治神宮への徒歩散歩の折り返しで立ち寄ります。私は切り絵制作の合間にソルビンをいただくと、夏場はますます捗ります!
HARUNOのランチ定食は1000円ちょっと、ソルビンも大体そのくらいで、価格もリーズナブル。午前中に出発してちょっと汗をかきつつ、ちょうどお昼時にランチとソルビン。なかなかの贅沢です。
「かき氷なんてどれも同じでしょ」と笑っていたそこのあなた。「同じとか言ってごめんなさい」と誤っている人を目の前で見たことがあります。ほんとうに美味しいので、ぜひHARUNOのソルビン食べてみて欲しいですが、遠い、という方は、近場でソルビンがあったら是非足を運んでみてくださいね!