切絵作家の美意識

切り絵作家の活動、美意識等を書いていきます。

【工芸と芸術の境目】

 

切り絵が芸術になる瞬間ってなんだろう。

 

切り絵は、細かいし、たくさん切るところがあるし、見た目すごく時間がかかっているように見えて、実際結構時間がかかっているので、第一印象では、「わあーすごい!」と思ってもらえるだけのインパクトがあります。

デザインを描いてからは、ただひたすら切るのみ。単調作業。単調作業。単調作業の繰り返し。それはまるで祈りのようでもあり、繰り返し繰り返していくうちに、だんだん無の境地になって、「あ、もうこんな時間。」と、自分が食べることも眠ることも忘れていたことに気がつく頃には、A4くらいの作品であれば仕上がりに近くなっていたりします。

 

その1日は切り絵の一つ一つの切り込みに吸い込まれていて、ふと我に帰ります。次の日には、仕上げの輪郭を切っている。ああーできた!と嬉しく思う。昔はこんな毎日が日常で、起きたら切り始めて、いつの間にか次の日の朝になって、ということの繰り返し。

 

でも海外展開をしたいと思っていた数年前から、何か決定的なピースが足りずに、それは何だろうと思っていました。7年前にKIRIEBIJOUで箔と切り絵との組み合わせに取り組み始めてから、うっすら何が足りないのかが見えてきました。それは芸術性でした。今更感がありますが、切り絵で芸術性を保つことの難しさに気がついたのです。

 

切り絵は、どちらかというと工芸技術です。少し周りを見回せば、私よりもうんと細かく切る人はいくらでもいます。わあーすごい、と唸るような人もたくさんいます。細かさではなく別のところで勝負しなければ、という気持ちになります。

 

KIRIEBIJOUがきっかけで切り絵と箔とを融合させたことで、作品にもそれを取り入れて、私にしかできない表現世界になっていきました。そのあたりから、ああ、今まで足りなかったのってこういうことだったんだ、と思いました。箔という素材を足したから、とか、そういうことではなくて、工芸と芸術の境目を行ったり来たりしながら、元々の自分の創作意欲の原点に少しでもつながるようなピースを見つけたということです。

 

まだ、ピースは足りないと思う。そのピースを一つ一つ集めていこう。

 

誰かが言いました。

 

「完成したら、もうそこで終わり」

 

この言葉には、いろいろな意味があると思います。足りないピースは集めていきたいけど、全部集まったら、もう集める作業がなくなっちゃうのでなんだか寂しい。集め続ける作業そのものが、芸術なのかもしれない。

 

【Nyan!Nyan!Nyan!猫の展覧会】

 

久々にグループ展の企画〜ディレクションをさせていただきました。

 

Gallery Aoyama Iyasakaで猫展の企画があったところ、猫展企画をしていた方が体調不良ということで、一旦中止になってしまいました。でも、2月22日の猫の日は1年に一回。せっかく素敵な企画が立ち上がったので、中止するのは勿体無い。ということで、中止するのを中止していただいて、中止を中止していただいたからにはディレクションから始まります。ということで、改めて、作家さん集めからはじめて、私を含めて8人の作家が揃いました。

 

作家さんたちが、それぞれ猫好きかというと、必ずしもそういうわけではありません。作家さんたちにご相談をさせていただいて、今まで猫作品はなかったところ、急遽作ってくださった作家さんも何人かいます。私自身の猫に対するスタンスは、犬派というよりはどちらかというと猫派ですが、超猫が好き、というよりも、昔から、百貨店では猫の展覧会やポップアップといった、猫にちなんだ催しが多いため、そこにお声をかけていただくたびに、猫の作品が増えていった、という感じ。

 

数年前に24歳まで生きた愛猫が亡くなってからは、猫も飼わなくなってしまいました。猫って大切にすると長生きするんだなあーと、悲しさよりも、よく頑張った。という気持ちでみおくりました。そんなこんなもあるけれど、自分で進んでモチーフにするのは、大好きなダックスフンド。幼少のころ飼っていたダックスたちが愛嬌があって優しかったので、時々思い出して作品にしたりします。

 

・・・という感じで、猫愛そこそこの作家のディレクションによる猫展です。もちろん猫愛心120%の作家さんもいます。25日までになりますので、まだ間に合うかなーという方は、ぜひ遊びにいらしてください。

 

 

【概要】

Information
「Nyan! Nyan! Nyan!」猫の展覧会

Gallery Aoyama Iyasaka

2月18日〜2月25日

11時〜18時(最終日16時迄)
 

2月22日はにゃんにゃんにゃんの日。1987年に愛猫家たちが集った「猫の日実行委員会」と一般社団法人ペットフード協会が制定した「猫の日」なのだそうです。 世界各国でも猫の日が制定されており、ロシアは3月1日、アメリカは10月29日を「National Cat Day」、ヨーロッパの多くの国は2月17日を「World Cat Day」としています。

 

世界中で愛されている猫の愛くるしさは、昔から、多くの作家の手により、個性豊かな作品として描かれていす。
今回の展覧会では、そんな猫の日にちなんだ、魅力的な作家さん達による猫ばかりの作品をご覧いただけますと幸いです。

主催/Gallery Aoyama Iyasaka

企画/山口さやか

ディレクション/MIKAZUKI Art

 

開催場所

Gallery Aoyama Iyasaka

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目7-14 VORT AOYAMA101

お問合せ/050-5437-9850・info@iyasaka.art

 

 

ひら⼦ / 切り絵

 

広島出⾝

 

5 歳の時に切り絵と出会い、独学で制作を続けて現在に⾄る。

「⽣き物の⽣きざま」をテーマに制作活動を⾏う。

実家の⿊猫が可愛くて仕⽅がなかった。

 

2019      年 第 1 回切り絵博覧会 ⼊賞

エナジーテラス SunnyGo! 個展(⿇布⼗番)

2020      年 紙わざ⼤賞 ⼊選

2022      年 神奈川県美術展 ⼊選

ZEN 展埼⽟県⽴近代美術館 優秀賞

エナジーテラス SunnyGo! 個展(⿇布⼗番)

グループ展「NEW STANDARD」出展(⼤阪府)

2023      年 第 5 回切り絵博覧会 出展(⼤阪府)

SALON DE LʼART JAPONAIS 出展(フランス)

 

 

Yui/透明⽔彩

2018 年 新宿三丁⽬ scopp cafe 個展

ー桜上⽔ 保護猫ハウス・ふしぎねこんちの猫たちー」

2021 年 純展出品

 

WATAMAKO/ ⾊鉛筆

 

何のツテもなく行き着いたバルセロナ。そこでサクラダファミリアの、丸く色鮮やかなステンドグラスからこぼれる光に感銘を受けて、丸い絵を書き始める。丸は私にとって希望の光であり、それを思考や感情というエネルギーとして表しています。

 

略歴

東洋大学工学部卒業。

高校の数学教師になるが辞めて画家になることを決意。

その後バルセロナの路上で絵を売って生活する。

現在は東京を中心に活動中。

 

出展歴

2023

「E=mc2」ハーベスト六本木

「WATAMAKO展」BAR雨新宿

GEISAI」東京ビックサイト

 

常設

「夢見ピアノ教室」川崎市

「気楽に屋」厚木市

「Garage in Menorca」スペイン

 

 

 

 

泥男/ドリッピング

 

茨城県出⾝

 

気楽に楽しく作っています。

 

出展歴 

美術協会純展第 52 回展⼊選 

中央美術協会第 75 回記念展⼊選  筆ロック 4 東京⼤会ベスト 4

筆ロック 4 関東⼤会ファイナリスト

 

受賞歴

ミニ筆ロック 

横須賀ハロウィンの戦い ライブペイント賞三笠公園の戦い ライブペイント賞しもきた商店街 ライブペイント賞

 

 

 

 

樫内あずみ/アクリル

愛知県知多半島出⾝

⼿で直接触れることのできる「触れる絵画」と、即興でたった⼀⼈のために絵を描く「絵詠み」をメインに活動中。活動を通して⼀⼈ひとりにとっての「⼈⽣の宝物」を⾒つめる機会を提供し、⾃分の⼿で⾃分の⼈⽣を豊かにする⼈が増える事を願っている。

今回展⽰する絵画は、お空へいった猫たちが、名前聞かれて「かわいい」と答えるお話から着想を得て制作。

「かわいい」たちが、いつまでも幸せでありますように。

個展略歴

2023 「轍の花」Gallery ⼦の星、東京 /「Lots of Little Hopes」nuu、愛知

         「DOOR」Gallery219、東京

2022  「Gift」Gallery219、東京

2021  「つちのあじ展」GINZA SCRATCH、東京 /「クリプトメリア」Gallery219、東京

2020「にちにちこれ、こうじつ」ArtMall、東京

2019 「HaruHaru」artist-run-space Merdre、東京 /「ウタカタ」ArtMall、東京

2018 「UKA」カフェスローギャラリー、東京

2017 「Hakka」artist-run-space Merdre、東京

等、多数開催

 

⼊選・受賞歴

2021  「第 1 回 SAWAKAMI ART CONTEST」銅賞

2018  「Heart Art in Tokyo 2018 精鋭作家展」⼊選

 

メディア等

2023    起業時代 Vol.3(Freee 出版)インタビュー掲載

2022    絵本「0を⽣きる」-Living at ZERO-(絵画担当)株式会社未来会報誌「アイラブミー」 (エッセイ、絵画提供)

 

 

TanTan/切り絵

 

東京都出身

 

⼦供の頃中近東⽂化の古代美術品のスケッチを重ね、普遍的な美学や哲学を学ぶ。切り絵は中学の頃に教科書の⽚隅を切ってみたことがきっかけとなり、それ以来和とオリエンタルモダンの独特な世界で創作。

 

光と陰を経験しながら、ようやく掴み取る⼀筋の光の瞬きにこそ、本物の美は宿る。そんな美しさを追求しながら、漆や⾦箔等⽇本本来の伝統⼯芸技術を加えることで、朽ちていく最中で出来たひびやかすれ等を表現し、オリエント美術・アンティークの味わいを作品に取り⼊れている。

 

略歴 / 東洋英和⼥学院卒業後アメリカ留学 

出版歴 /2005 年 「切り絵⼯房 ⿃編・花編」

 

出展歴

2018 年 東急ハンズギャラリー

2019年  渋⾕ヒカリエ PLUG-IN

2020年 東京ビッグサイトギフトショー

     パリ・ポルトヴェルサイユ Whoʻs next 

2020 年 パリ・ノールヴィルヴァント展⽰会場  Maison & Objet

2022 年  Made in Japan In Monaco、パリ ⽇本⽂化会館ショップ

 

POPUP/六本⽊ヒルズ森ビル美術館フリー マーケット・新宿ルミネ2 ・広尾プラザ ・新宿⾼島屋 ・横浜⾼島屋 ・⽇本橋⾼島屋 /・⼤阪⾼島屋 ・京都伊勢丹 / 「箔⼀」ギフトショップ⾦沢しつらえ・プランタン銀座猫展・ GEISAI 東京国際フォーラム

 

受賞歴 /NewYorkArtDirectorsClub ⼊選(美澤修デザイン室コラボ)、 minne×human academy Crystal Decoration ⼤賞部⾨賞受賞、公益社団法⼈⽇本図案協会主催「⽇図展」⼊選、京都デザイン協会主催「京都デザイン賞」⼊選、おもてなしセレクション受賞

 

講師・教材提供 / バンタンデザイン研究所 ⾊彩・発想デザイン元講師ホンダ技研⼯業、セコムホームライフ等企業のイベントワークショップ資⽣堂新商品販売促進企画  等

 

取材・メディア /2021年 ショップチャンネル

2020 年 集英社マリソル働く⼥のカバン の中⾝掲載

2022 年 MONACOECOART 

 

 

 

 

 

 

星華/イラスト

 

愛知県名古屋市出身

 

多摩美術大学卒業後、幼児教室にて講師として勤務、小学校受験の絵画制作分野を指導しながら、ワークショップや制作活動をおこなう。

 

【展示・受賞履歴】

・2014年 個展 / Cherir Cabre (中目黒、東京)

・2015年「夢美エンナーレ入選展」入選 / 八王子夢美術館 (東京)

・2018年 成果展「がじゅく展」/ 府中市美術館ギャラリー (東京)

・2019年 個展「ハイ・リテラル」/ 日々カフェ (神戸)

・2020年 ゲンロン新芸術校 成果展「美術は教育できるのか?に対する切り込みと抵抗 THE MOVIE」/ ゲンロンギャラリー(五反田、東京)

・2021年 ゲンロン新芸術校 成果展「MEGURO NO SANMA」/ rusu (目黒、東京)

・2023年 グループ展「幻想アクアリウム展」/ AAA Gallery (横浜)

・2023年 2人展「おさかなさんのお遊戯会」/ デザインフェスタギャラリー(東京)

アクセサリー106

 

子供の頃から絵画製作が大好きな遊びでした。

綺麗な物、かわいい物、個性的な物、新しい物、古い物などに興味があります。

幼稚園に勤務中は、子供達の作品から、素直な感性や創造力を肌で感ながらたくさんの元気をいただきました。結婚後は、3人の子供に恵まれ、子供たちが幼稚園や学校で作った作品は今でも大切に残してあります。特に自然の中で長い年月を経て育まれた個性ある石との会話を楽しみながら、日々の創作の時間を大切にしております。

天然石やガラスにワイヤーを使って、幅広い年齢層の方に気軽にお洒落を楽しんでいただけるアクセサリーを心掛けて仕立てています。

​経歴

聖徳学園短期大学 保育科卒業後、幼稚園教諭として勤務

 

販売展示履歴

2015遊楽会グループ展、2018南雲塾展

2019池袋東武百貨店 亀戸アトレ 錦糸町丸井 新浦安アトレ 浦和パルコ 川越アトレ

2020新宿高島屋百貨店 船橋東武百貨店

2021目黒アトレ 柏丸井 池袋東武百貨店 北千住丸井

2022横浜丸井 上野丸井 柏丸井 調布パルコ 錦糸町パルコ 船橋東武百貨店 柏丸井 北千住丸井 エキュート赤羽 上野丸井 亀戸アトレ 

2023新宿丸井 新宿小田急百貨店 町田小田急百貨店 新宿サブナード 西銀座デパート

2024上野エキュート 

 

龍の切り絵で始まる2024年!

あけましておめでとうございます。

今年も宜しく御願いいたします。

 

年明けのお知らせです!

 

◆個展のお知らせ

 

Atelier TanTanは、4年間創作スペースとしていたアトリエを引越し、2月より、予約制にてお楽しみ頂ける西麻布サロンをオープンいたします。

 

旧アトリエでは、1月11日〜1月16日、切り絵アートと切り絵ジュエリー(KIRIEBIJOU)の展示会を行います。展示会はマンションの一角となるため、11時〜21時の間での予約制となります。眺めの良いこのアトリエも見納め😂皆様のお越しをお待ちいたしております。

 

 

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展示会場 / 東京都港区西麻布−6−3—1003

 

KIRIERIUM Instagram

https://www.instagram.com/kirierium/

 

 

◆KIRIEBIJOU新シリーズのお知らせ

 

「いらない紙には、可能性が無限大」

 

 

【KIRIEBIJOU GDCs】

 

雑誌やパンフレット、カタログ、チラシ等は、いらなくなると捨ててしまうもの。でも、よくよく見ると、綺麗な写真がたくさん!この素敵な「グラデーション」の数々を、まるごと捨ててしまうのは勿体無い。 KIRIEBIJOU GDCs (Gradetion  Collections)は、捨ててしまう前に、それらを、モダンジュエリーを彩る美しいグラデーションデザインとして蘇えらせる、というプロジェクトです。

 

 

 



 

このプロジェクトでは、KIRIEBIJOUが、いらなくなった紙を価値あるものに再生をさせることの出来る SDGs の取り組みとしての可能性を広げていきたい、という希望と同時に、もう一つの想いがあります。

 

従来の紙媒体では、いらなくなった分は破棄しなければならず無駄が多い分、デジタルではその無駄を最小限に抑え、更新もしやすい等もあって、今、時代はデジタル社会を中心とした流れとなっています。けれどもやっぱり紙がすき、電子よりも本の方が落ち着く、内容が入ってきやすい、等、いまだに紙媒体を愛する人もいます。

 

また、そうした、嗜好の事だけでなく、デジタルにより目がチラつく、PC やスマホ等の使用頻度がちょっと依存的に増えてしまう、ついつい端末をいじってしまう、等、本当にデジタル中心になっていくのが健全であるのかどうかを改めて考え、紙媒体も残した人間の波長に合うアナログのあり方も残していってほしい、という願いもあります。いらなくなった紙を価値あるものに蘇らせて行く事で、そのようなアナログの必要性を改めて考えていくきっかけに繋がればというのが、このプロジェクト全体を通しての想いです。

 

※1月11日―16日の展示会では若干サンプルを展示予定ですが、本格的なお披露目は2月以降となりますので、KIRIEBIJOU GDCsのこれからの展開に御期待を頂けますと幸いです

 

KIRIEBIJOU Instagram

https://www.instagram.com/kirierbijou/

 

2024年、皆様にとって良い年になりますように!

六本木ルーテル教会のクリスマスコンサート

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六本木ルーテル教会のクリスマスツリー🎄
ここでは週末、ふたつのクリスマスコンサートが行われました✨

23日土曜日は、オフィスマキナさんの企画による「きらめくクリスマスコンサート」、こちらでKIRIEBIJOUのPOPUPをさせていただきました💍

 

オフィスマキナさんでのコンサートでは、いつも舞台でKIRIEBIJOUを身につけて下さる音楽家さんもいらっしゃって、「大ぶりだけど軽い」ことが、舞台上で負担なく役立つことができて、いつもとても嬉しい限りです✨

 


毎月コンサートを企画・プロデュースされている加藤牧菜さんは、いつもコンサート会場いっぱいにいらっしゃるお客様が笑顔になる、温かいイベントを行っています。ご自身もピアノを演奏される、スーパーウーマン!そんなマキナさんは、私の母校の先輩でもあるのですが、🎓いつもつけてくださっているのが、この羽のビジュー。真っ白なドレスに軽やかに揺れて、とてもお似合いでした🪶

 

 

マキナさんのコンサートでいつも活躍されている、ソプラノの駒井ゆり子さん。中性的な雰囲気で、美しい歌声がなんとも魅力的です。ブーケのネックレスを身につけてくださいました💐✨


24日日曜日は、教会によるコンサートで、入場無料で、0歳からの赤ちゃんと一緒に、気軽にお楽しみ頂ける、月一回のコンサート。(2024年からは、シーズンごとになります)

私にとって幼稚園の頃から馴染みがあるのは仙台坂上安藤記念教会だったのですが、六本木ルーテル教会は、かれこれ20年以上も前にオルガン科で学んでいた同級生のきっかけで、時々足を運ぶように。その同級生は、そのときの私にドビュッシーのほんとうの良さを気づかせてくれました。

教会では、私もクリスマスシーズンに当時銀河鉄道の夜や、星の王子様等の切り絵作品を作り、クリスマスイベントとして切り絵と音楽と朗読劇をさせて頂く等、沢山お世話になりました。その際にピアノ演奏曲としてふんだんに取り入れたのは、ドビュッシーやラベル等の曲の数々で、なんとなくその世界観に合うと思っていました。

礼拝堂のしんとした雰囲気が好きでよく礼拝堂で佇んでいたりもして、色々と思い出深いこの教会では、このシーズンはクリスマスコンサートが沢山行われ、その後には、キャンドルの灯りでの厳かな礼拝が行われます。教会にはあまり馴染みがなかったけど行ってみたいな、という方は、是非、このシーズンならではの時間を過ごしに足を運んでみてください😊

 

さて、24日の六本木ルーテル教会のコンサート、無料で鑑賞するには贅沢すぎる時間でした。ヴァイオリニストに、ニューヨーク出身の鶴田唯さん、ピアニストに樋口友さん。

鶴田さんは日本人ながらアメリカで幾度も転校を経験しながら、その度に色々な壁を乗り越えていった、そんな人生のお話を聞きながら、クラシックとジャズとの出会いの魅力がふんだんに盛り込まれており、一味違ったクラシックコンサートでした。

鶴田さんの、ひどい不調を経験した事があり、その時にはヴァイオリンも弾けなくなって、自分にヴァイオリンがなくなったらもう自分には何もない、と絶望に駆られつつも、再び本来の自分の道に進んでいけるようになったお話等は、私も、去年秋頃から今年の春頃にかけてひどく体調を崩したときがあり、生まれて初めて切り絵創作に気持ちが向かない時期を経験し、同じように想った時があったため、涙ぐむところがありました。

自分の信じてきた道を、これまでとは少し違う形かもしれないけれど、再び歩んで行けることは、本当にありがたい事だと改めて実感をしました。自分自身の中に強さを見出していくと同時に、周りにも生かされていく。どんな分野でも、そういうことの繰り返しで、表現の形が研ぎ澄まされていくのかも。

プログラムでは、Holly Jolly Christmas 、
Angels we Have Heard on High、
Jingle Bells、Joy To The World、戦場のメリークリスマスチャルダッシュ、The Christmas Song、O Holy Night、Have Yourself A Merry Little Christmas、きよしこのよる、等を楽しむことが出来ました。

中でもここに戦場のメリークリスマスが入ってくるのがすごく粋だった!今年亡くなられた坂本龍一さんを想ってこみ上げてくるものがありました🥲本当に良いコンサートでした!

 

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インドの箔細工パーツ

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アンティークジュエリーコレクターの叔母にKIRIEBIJOUを見せたら、タンタンにみせたいアンティークジュエリーがあるよ、ということで見せてもらったインドの繊細な箔の細工と、緑や青のガラスの組み合わせの綺麗なパーツ。マハラジャがこれらのパーツをたくさん組み合わせて豪華なジュエリーにしていたらしい。

青、緑、赤があるみたいで、作っている村によって色が違うらしい。緑はペルタブガール、青はルートラムという村で作られたということだけれど、ディープすぎるのか、名前の発音が違うのか、検索にかかってこないので、ご存じの方いらしたら教えて下さい🙇😅

叔母とは、切り絵って中国が発祥と思われているけれど実はインドで、切り絵型を作ってその上から砂をまぶして浮かび上がった砂の模様が祈りの儀式に使われていたことや、シルクロードを渡ってヨーロッパ各国にも渡っていってそれぞれ独自の発展の仕方をしていったこと等色々話が盛り上がりました。

 

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切り絵というか透かしぼり自体は昔からそれらしきものが何処にでもあるわけだけれど、祈りと関係のあるものも結構あるようで、光とも相性のいい透かしの神秘的な雰囲気に、たくさんの人達が魅了されたのだろうと思う。正に、神は細部に宿る。

 

麻布十番納涼祭り出店ブースにて、お祭りの歴史に想いを馳せる

 

 

先日の麻布十番納涼祭りをもって、この夏最後のイベント終了。ネコグッズたくさん売れた!十番祭り開催は4年ぶり、私のお祭りでの出店は14、5年ぶりとなりました✨🏮

 

十番祭りの歴史は面白い!幼少の頃から十番祭りに3日連続で行かないと夏が終わった気がしなかったその頃は、このお祭りもメイン通りの展開くらいで、規模もそこそこでした。その頃の私は、金魚すくいが何故か得意で、100匹前後すくったりとかして金魚すくい協会から金魚すくい名人の賞状をもらったりしてました笑😂🐠

 

今はもう全然ダメで、何故あんなにすくえていたのかは謎。あの時期だけ金魚すくい名人の神様がのりうつっていたのか。ちなみにスーパーボールすくいも得意で、こちらも6−70個はすくってました。こちらは、今でも、良い時で十数個くらいはすくえる・・かな?すっかり腕もにぶった🤣というか、モナカが気持ち薄くなった!!😂

 

交通の便的にはバスと、六本木まで歩いてやっと日比谷線にのれるかくらいの商店街に南北線大江戸線が出来て人がいっぱいくるようになった時には、お祭りも少しづつ大きくなっていました🚃

 

その頃にはサンバカーニバルが名物になっていて、ノリノリなパレードの後尾にくっついていって、おどりまくりながらねりあるく。

周辺に六本木ヒルズが出来る等して風景が変わった頃には、その規模を六本木近郊にまで広げ、ヒルズで盆踊りも出来るようになっていました🏢

 

大分広がりすぎちゃって、開催側は大変なお祭りに。ある時から3日間だったお祭りは土日だけになって、気がついたらサンバカーニバルもなくなっていてちょっと(大分)さびしかったけど、あれ、お祭り実行委員としてはかなり大変だっただろうなあとおもう💪

 

そして今年は、商店街関係の屋台のみだったので、ちょっとスッキリ、コロナ明けてから初のお祭りということもあり、大分シンプルになっていました。一番の盛り上がりを見せていたのはやっぱりサンバカーニバルがあった頃かなと思うけど、わりとこじんまりとしていた十番祭りも好きだから、一旦4年間の空白があって、世の中が色々変わった後、またこのお祭りがどんなふうに変化していくのか楽しみです♪

筑波山神社「百人きもの」出店とその帰り

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先日、筑波山神社にて行われた「百人きもの」に出店させていただきました👘

いつもKIRIEBIJOUで素敵な写真を頂いている @qrevia_reina さんからご縁をいただいて参加したこの催し、着物を纏った人達でいっぱいで、とても素敵な催しです。

久々に都心を離れて山の自然にも触れる事が出来、1日ゆったりと過ごすことが出来ました!ブースをご覧いただいた皆様、会場でご縁のあった皆様ありがとうございます。

 

そして筑波山神社帰りのちょっとしたエピソード。催しが終わり撤収後駅までのバス停を目指すと、17時10分で既に終バスが行ってしまっててびっくり。もう少しあるかと思った・・・麓まで歩くか?どうしようか?と思いつつ、途方に暮れながらなんとなく坂を下っていくと、すぐのところに日升庵というカフェがあり、そこで事情を話すと、この荷物で夜に降っていくなんてとんでもない、今あなたがもっているスーツケースの4倍ほどの猪が出るよ。と教えてくださり、タクシーを呼んであげるから麓まで車でいきなさいとすすめられました。

日頃東京で暮らしているとなかなか猪に遭遇することがないので、ぶつかったらさすがに死んでしまうと思って、タクシーをお願いすることに。

 

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と、Cafeに座っていたお店の人のお友達に、「方向も同じだから、乗せていってあげたら?」とすすめてくれて、無事麓のバス停にたどり着く事ができました。

その時間唯一開いていたカフェも、百人きものの催しがあるからと、たまたま、なんとなく普段より遅い時間までオープンしていたので奇跡的に事なきをえたけれど、お店が閉まってたらと思うと、本当にどうなっていたことやら。

お世話になったお店の方と、見ず知らずの私を快く乗せて下さった方に感謝😭

帰りはそんなこんなでしたが、筑波山名物のガマガエルをところどころに見ることが出来、男はつらいよの寅さんがやってきたというお店にもいくことが出来た、ゆったりとした1日になりましたとさ。

 

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