切絵作家の美意識

切り絵作家の活動、美意識等を書いていきます。

開店花火観劇帰り

 

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去年アトリエタンタン企画「銀河鉄道の夜」に出演してくれたぴろこちゃん所属の
「開店花火」を見に行きました。ホチキスやちゃりT、危婦人、社中のどれとも雰囲気が
違い、かなりストレートプレイ。不条理さとかシュールさとかありません。
どちらかというと私はどこか不思議な感じのする世界観のものが好きだったりするのですが、
開店花火はかなり面白かったです。

内容は、父親とのわずかな思い出と、
自分を捨てた父親の存在を否定することでトップの座を得たお笑いタレントのコンビの話。
 
 

 


思い出話をねたにすることで、笑えながらも、父親と会いたくなってしまう、
そんなねたを披露するコセちゃんは、ある日ネタがきれてきて、どうしようもなくなる。
とりあえず、父親と向き合いに田舎に戻ってみることが、スランプから脱するヒントでは?
と相方に進められて戻り、父親は本当は認めたいのにあくまで自分の子供と
認めなかったり、町の人たちの人間関係がすこしづつ変化していったり、
様々な人間ドラマが展開。

テンポも良く、台詞回しのセンスも良く、ドラマの内容も、父親との
決別や向かい合う瞬間等は身近にもありそうで。感動できた。
そしてぴろこちゃん、良い仕事するねえ~~

かおりんやさのさんやかなうちさんも来ていた。
満足ぎみな私たちはその後渋谷の沖縄料理屋でディナー。
演劇の話や、恋愛の話になりました。

演劇の話は、かおりんは衣装等で演劇に関わっているけれど、
やぎさんのように、全く芝居を見たことも無く知り合いがいるわけでもない人でも
楽しめる小劇場の芝居っていいよね。っていう話してました。

そして、恋愛の話。男性と女性とでは、恋愛感情の複雑さが全く違うという話から、
タイプの話とか。恋愛感情は、男性はいたってシンプルとか。
女の子が、「どうして好き」ということを説明するときにあれこれと考えるのに対し、
男の子は、「その時にいる相手と、手をつなぎたかったり、Kissをしたかったり
するかどうか」で、いたってシンプル。(だ、そうです)
何か、女性と男性のメカニズムの違いをすごくわかりやすく
説明している感じで面白かったです。

そんなこんなでだらだらと会話を楽しんでいたらあっというまに時間が過ぎていました。
ちなみに沖縄料理は、ジーマミー豆腐がすごくもちもちしていておいしかったです。
また食べにいこうね