切絵作家の美意識

切り絵作家の活動、美意識等を書いていきます。

この秋、パリにて2つの展示会に出展いたします。

JUGEMテーマ:PARIS

 

 

 

Who’s Next とMaison & Objet、パリで行われる全く異なったテーマの産業展に、この秋同時出展を致します。

 

長年、「切絵」という伝統工芸にも深く関わりのある分野を手掛けておりましたが、更に歴史のある工芸技術を組み合わせる事で、ようやく、海外の方々にも是非ご覧頂きたい、という気持ちが高まりました。

 

 

 

アトリエタンタンでは、2年前、紙素材の切り絵をベースとした、カジュアルスタイルのジュエリー・インテリア等の展開を百貨店にてスタート致しましたが、昨年より工芸技術としての漆・箔貼りをものづくりに取り入れる事で、フォーマルなラインナップも徐々に増えてきました。

 

 

 

そこで、カジュアルなファッションスタイルを中心とするWho’s Nextでは、紙素材のままの切絵ジュエリーを中心に、オブジェ・インテリア・ファッションと、よりアーティスティックでモダン・フォーマルなMaison & Objetでは、漆・金箔を用いた HAKU・FUWARIシリーズと、ランプシェイドとしては新作の金箔で覆ったランプシェイド等、よりエレガントに、より伝統的な内容を、いかにモダンに見せるか、という工夫を行いながら、それぞれの特色に合う出展をして参りたいと思います。

 

尚、Who’s Nextへは、春に渋谷ヒカリエで行われたファッション系産業展「PLUGIN」の交換プログラムの合格者として出展、Maison & Objet へは、プロダクトデザイナー 斎藤博仁さん主催のグループ出展に参加の形になります。

 

今後の展開も、どうかご期待いただけましたら幸いです

 

◇9/6~9/9 フランス パリ ポルト・ド・ヴェルサイユ展示センターファッション系産業展「Who's Next」出展

 

◇9/6ー9/10フランス パリ(シャルルドゴール近郊)パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場

ライフスタイル系「メゾン・エ・オブジェ」グループ出展