切絵作家の美意識

切り絵作家の活動、美意識等を書いていきます。

若者の隠れ家、松濤のMUP Loungeへ。

 

 

NHK本社の向かいの路地にある、超活動的な若者が集う隠れ家的なラウンジ。

 

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立体感のある抽象画

 

店内に進むと目に飛び込んできたのは、横幅2mほどの抽象画2点。

透明塗料で、プリザーブドフラワーを閉じ込めていて、何層にも絵具を重ね、立体感を出していて味わい深いです。

 

 

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プリザーブドフラワーが埋め込まれている抽象画

 

絵のタッチも不規則なモヤが大胆にキャンバスに繰り広げられており、お店自体はこぢんまりとしているのですが、絵の迫力が空間の広がりを演出してくれています。何をお部屋に飾るかで、本当に、印象って大きく変わってきますよね。

 

そんなお洒落空間で、将来企業やフリーランスとして独立を目指す若い世代が30名ほど集まって、情報交換をしていたのですが、そちらにちょこっとお邪魔させていただきました。

 

このMUP loungeは、竹花貴騎さんという、27歳の若さで国内外トップレベルのIT広告会社2社の開発系事業部を経験し、独立後には国家予算並(言い過ぎ?)の資産を作り上げ、国内外でSNSマーケティング事業・AI事業、ヘアサロンやカフェ等のプロデュースを手掛けるというマンモス若者!

 

若者と言っていいのかどうかもよくわからない妙な自信と貫禄と実績に満ち溢れている方ですが、こういう人、韓国ドラマの世界にしかいないよね、と思っていたら、実在していました笑

 

そんな竹花さんが発信する学びをキャッチするために、多くの志高き若者たちが集まっているのだとか。立ち上げからまだ1年もたっていないというのに、物凄い人数が、彼のプロデュースするビジネススクールに集っています。その数、およそ2万人!無料サービスを含めると、4万人をこえる若者に熱烈に指示されているようです。

 

 

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慣れない感じでカシスウーロンを作ってくださった竹花さん。お話ししてみるとやっぱり若い!ちゃんと初々しさもあるよね。

 

若者たち、と決めつけて申し訳ないのですが、集まっている人のほとんどがaround 27才で、30代だとがくんと減って、40代はちらほらという感じ。やはり竹花さんが27歳なので、彼を目標としている人たちも、必然的にそのくらいの世代になっているようです。

 

メインとなる学びの動画の内容は、これから起業をしたい、フリーランスを目指したい、という方向けのスタートアップ的な内容、マーケティング等の内容が多いですが、ビジネス経験豊富な人にとってもためになる新しい概念や、国外での法人設立のスタートアップについて等、上級者向けも含まれており、幅広い層が学べて、同じような志を持つ人同士の縦横の繋がりが増えそう。マンモスカリスマ若者が率いるビジネススクールならではという感じです。

 

ボスがマンモスなので、集まってくる人たちもすがすがしいくらいの勢いと、新しいことを吸収しようという真っ直ぐさがあります。

 

 

 

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ラウンジも円もたけなわな時間帯になると、竹花さんを囲んで和やかなムード。動画で拝見するよりも謙虚な雰囲気の方でした

 

私はというと、久々に若い世代の皆様と触れ合えて、なんとなくリフレッシュ。

 

あくまで切り絵作家・クリエイターですので、本来創作とビジネスとを分けたいと思っている一方、社会的にはフリーランスと同じ。 色々とこなさなければならない事が多いです。

 

でもそろそろ、実務作業と創作とを分けていきたい、誰かと組む日がくるとしても、最低限の知識を入れておく必要があるなーとと考えた時、いい索はないか、気の合いそうな仲間は見つかるかな、と思っていたら、ここにたどり着いたわけです。

 

 

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左、なかゆーさん、右、りのちゃん。りのちゃんは、女性では珍しいプログラマー!聞いたら、男性9、女性1くらいの比率だそうです。貴重!

 

若い人に新しい概念を学び、年配者に人生を学ぶ。

 

そんな形って理想的だなあと、改めて感じた次第です。