切絵作家の美意識

切り絵作家の活動、美意識等を書いていきます。

KIRIE BIJOUと、凛とした人と。ダンサー・REINA さん


今を生きる女性を、身につけていただいたジュエリーとともにご紹介する、「KIRIE BIJOUと、凛とした人と。」

こちらでは、様々な人の凛とした面に触れながら、KIRIEBIJOUの魅力と同時に、内側から輝く女性の美しさをご紹介していきます。

第一回目 凛とした人、REINA さん

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REINAさんとは、2020年春にインフルエンサーさんとしてモデルのご依頼をさせていただいたことで出会いました。

いただく写真が全て、「瞬間」の美しさを捉えていて、表現者ならではでスタイリッシュ。ダンサーと、アートディレクションもされているということでしたので、9月上旬より2ヶ月ほどの期間で開催を予定しているクラウドファンディングのモデルさんとしてのご依頼もさせていただき、快く引き受けてくださいました。

そんなREINAさんが、輝いていられる秘訣は??

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KIRIEBIJOU HAKU 七宝

タンタン「REINAさんのことについて教えてください!」


REINAさん「3歳からモダンバレエを習い始め、数々のコンクールで入賞、舞台経験からダンス進学をし、福岡大学附属若葉高等学校に入学いたしました。

寮生活でダンス漬けの日々を過ごし、ダンス部の一員として、全国大会で4度の日本1(『全国高校大学ダンスフェスティバル』文部科学大臣賞受賞)、キャプテンとして2013年開催 アメリテキサス州で行われた『アメリカン・ダンスドリルチーム・コンペティション・インターナショナル・チャンピオンシップ』総合優勝を果たします。
その後、舞踊学を学ぶために筑波大学体育専門学群に入学。コンテンポラリーダンスで表現の可能性を知り、創作活動の毎日を送りました。

ダンス部でキャプテンを務め、大学の部で再び全国大会で2度、文部科学大臣賞を受賞することができました。卒業後は、帝塚山学院中学高等学校(大阪)の教員として、ダンス部顧問になり、生徒たちを日本1に導きました。

現在はフリーでコーチング、ダンサーとして舞台に立ち、高校ダンス部選手権などの振付・指導をし、子供たちにダンスを通して多くの経験、学びをしてほしいと活動しています。また、ダンスの経験を生かし、モデル、ミスコンなどのポージング表現レッスン、CM・PV振付、アートディレクターとしてイベントや広告、映像制作などにも携わっています。

2019年にミス・エアー茨城となり、茨城県で環境問題の取り組み、活気溢れる地域づくりなども行っています。

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KIRIE BIJOU FUWARI 古代オリエント

タンタン「ダンスに取り組むことになったきっかけは何ですか?」


REINAさん「高校時代に経験した、世界大会でのスタンディングオベーションの光景が忘れられず、人の記憶に残るもの、感動してもらえる作品を作りたい、踊れる限り踊り続けたい!と思い続けてきました。」


タンタン「REINAさんにとってダンス・アートディレクションとはどんな意味を持ちますか?」


REINA「『No Art No Life』です!
『私』を表現し、人との繋がりをつくってくれるものです。

タンタン「そこ、私も切り絵を日々作るものとして、とても共感します!作るもののなかに自分がいて、言葉の垣根をこえて人との関わりを作ってくれますね!では、ダンス・アートディレクションに取り組むことによって、どんなふうに物事を変えて行けたらと思いますか?」

REINAさん「アートは人が生きて行くうえで必要不可欠なものです。私たちの生活は、便利になることが良いとされる一方で、豊かな感性と想像力を持ち、現代の問題をよりリアルに捉えることが必要だと常に感じています。また、コミュニケーション力はとても大切で、子供たちに自由に表現する楽しさ、素晴らしさを伝えていきたいです。


ダンスや様々なアートを通して、自然と人と共に感性を刺激しあい、心豊かなればこそ、いかなる苦しい状況の下に置かれても希望を見失わず生きて行けるということ、風化させてはならない出来事、歴史を作品として創り、伝えていきたいと思っています。」


タンタン「表現は、常に、心を支えたり、心を作っていく側面がありますよね。多様性、情報過多な今の時代にこそ、表現をすることが、大きな意味を持つのかもしれませんね。では、REINAさんのダンス・アートディレクションへの取り組みの中での、こだわりポイントはなんですか?」

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KIRIE BIJOU HAKU 輪違紋


REINAさん「日々の生活の中にアートを感じ、毎日サプライズを楽しんで、何かしら吸収しています。そんな中での、〜らしさが伝わるようニュアンスを凄く大切にしています。そして、踊り、映像でも、『また見たい!』と思ってもらえるよう印象に残るモチーフ創りにこだわっています。」

タンタン「〜らしさ、大事ですね。私も切り絵を通して、らしさ、追求したいと思います。ところで、切り絵ってこれまでに見たことありましたか?どんな印象を持っていますか?」


REINAさん「小学生の頃、授業で切り絵を体験したことがありました。私には難しくて…遠い世界という感じでした。改めて大人になって切り絵をみると「ホッ」と心温まる気持ちになり、繊細な技術に惚れ惚れします!!一枚の紙から生まれるコントラストにも感動しています。」


タンタン「切り絵、見るのも作るのも癒されるんです、それで、日常にも切り絵を、と思い、ジュエリー制作を始めたのですが、そんなKIRIE BIJOUの付け心地、すでにお写真のために、たくさんつけていただいていると思うのですが、いかがですか?」

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KIRIEBIJOU 二重構造 ダイヤ


REINAさん「付けている感じが全くしないくらい軽くて耳に負担がありません。まさに風に靡くジュエリーで、どんなファッションにも合うので嬉しいです!!」


タンタン「ありがとうございます!今、コロナでなかなかステージ系の表現が見れない状態が続いているのですが、そんな中、R E I N Aさんのダンスは、どこに行ったらみれますか?」(2020年春ー夏の記事です)


REINAさん「今年はコロナの影響もり舞台に立つ予定はありませんが、今後作品を映像にするなど考えているところです。」

タンタン「多くの人が早くコロナが落ち着いて、素晴らしい舞台芸術を気兼ねなく見に行けたらと考えていると思いますが、その辺りについて、コメントをいただければと思います。」

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KIRIE BIJOU FUWARi 古代オリエント


REINA「やはり舞台は生で見て頂きたいですね。臨場感や迫力、舞台演出というものを肌で感じて楽しんでもらいたいと思っています。3、4月の公演のキャンセルというのを経験して、主催側はそうとうな赤字もあり大変でした。なので、安心して観にきていただけるよう、関係者は対策の工夫、舞台計画を慎重にしているというのが現実です。」

タンタン「本当ですね。今は、動画配信もとても工夫されていて、面白いものもたくさん出てきていますが、やはり、生で見る躍動感、空気間にはかなわないもの。早く、コロナが落ち着いて舞台を見に行きたいです!最後に、REINAさんのこれからの展望を教えてください。」


REINAさん「ダンス=ステージ・ショーだけではなく、ダンス×ファッション・ダンス×美というように身近に感じてもらえる演出もしていきたいです。そして、これまでに培った表現力を生かして、モデルとしても多くの現場で活躍できるよう『美』を追求していきます。


12月に行われる着付けの速さと美しさを競う、着物関東大会に出場します。世界大会進出できるように日々稽古に励み、日本人女性としての美しさ、誇りを持って挑戦します。」

ダンサーのREINA さん、時に大人の魅力、時に少女のような笑顔で、様々な写真とともに、インタビューに答えてくださいました。2020年から携わってくださり、現在も、サイトや産業展でのPRとしてのお写真を提供してくださっています。いつも、ご協力ありがとうございます!