海外産業展での商談のお話。
国内の産業展だと、ブースで色々お話をして、興味を持っていただけたら後日改めて連絡→商談というパターンが多いようですが、海外では、まさに、一期一会。
バイヤーさんは、次のシーズンの買い付けのための予算を持ってきていたりするので、その時色々と決めなければ、特に大きい産業展ではその後はほぼありません。
とにかく、その場で何んらかの商談確約をとる。
こうしたアグレッシブさは、日本人の気質にはなかなか馴染みがありませんが、海外展開では、そのあたりを克服していくことが必須のようです。
そして、9月のモナコ。
Maisonよりも小規模だったので、また違った商談の形があるのかな、と、とても楽しみにしていたのですが、やっぱりちょっとコロナがねえ・・・ということで、今年12月に延期になりました。
来年のMaison & Objetの出展については、無事、東京都海外展開支援の申請が通り、出展料が浮く代わりに、色々とプラスのこと考えられそうです。
といっても、12月もまだどういうことになるか検討もつきませんので、また変更の可能性もあるのですが、私自身が現地に行って商談を進めるパターンと、完全リモートで、日本にいながら商談を行うパターンと、どちらでも対応可能なように2パターンを考えておいた方が良さそうです。
今年は、本当に、色々と乗り越えることが多い。
課題をたくさん目の前に出されて、一つ一つ取り組んで行くうちに、切り絵を作る以外でも、今まで持ってなかった強さみたいなものが芽生えているような気がします。
■ファッション系産業展 Who's Next について (in Paris)
■ライフスタイル系産業展 Maison & Objetでの出典について (In Paris)
■日本の良いものを発信する系産業展 Made In Japan In Monaco について (In Monaco)